読書記録
#1「他がままに生かされて」/山中拓也
ロックバンドTHE ORAL CIGARETTESのGt&Vo、山中拓也さんのフォトエッセイです。
(KADOKAWA 2021年)
こんな方に読んでほしい!
・生きるのがしんどくなってる
・頑張りが報われない
・なにもする気になれない
感想(ネタバレあり)
著者である山中拓也さんがどんなことを考え、今まで生きてきたかわかります。
自分はTHE ORAL CIGARETTESのファンですが、THE ORAL CIGARETTESを全く知らない人でも、この本から得られるものがあると思います。
この本には、個人的にはどんな自己啓発本よりも効果?があると思いました。
帯には「弱さを強さに変える至言集」とありますが、とにかく山中さんの言葉は心に響きます。山中さんは、ネガティブな感情を否定しません。
人生において、苦しみや絶望が与えてくれる力は大きい。この世の終わりかと思えるような絶望、人間の汚さに気が付くと、人間はこんなにも弱かったのかということにも気が付く。
(P181より引用)
自分はめちゃくちゃネガティブです。マジで。ポジティブに考えられる人のことがうらやましかったときもあります。
でもこの本を読んで、ネガティブだったり暗い感情もあっていいし、それを原動力にして前に進んでいけばいい。そう考えられるようになりました。
まとめ
明日から、少し頑張ってみよう。
明日も頑張ろう。
そう思えるかもしれないし、今までの自分の考えが変わるかもしれない本です。
よかったら読んでみてください。