4月の読書振り返り
こんにちは、いゆです。
4月の読書振り返りをしていきます。
3月の記事はこちらからどうぞ!
37.私の家では何も起こらない-恩田陸
めちゃくちゃ怖かったです。
子どもが瓶詰めにされるシーンなど、描写がリアルで怖かったです。
想像してしまいます・・・・・。
誰もいない家で1人で読んだのが悪かったです(笑)
怖いのに、面白くてやめられない一冊でした。
38.悲しみの夜にカピバラが教えてくれた大切なこと-瀧森古都
カピバラが主人公と見せかけて?そうではありません。
動物園で拾われた「カピバラになりたい」という男の子に、
「加比原譲二」という名前をつけ、
加比原さんが大人になってからの生活が描かれています。
ほんわかした話かなぁと思っていましたが、かなり深く暗い問題に直面したりと、
色々と考えさせられる物語でした。
人に優しくしたり、思いやりを持つことは大切だと改めて感じました。
39.チャップリン自伝 若き日々-C.チャップリン 訳 中里京子
チャップリンが好きです。
「ライムライト」という映画に感動して、チャップリンのことをもっと知りたいと思って読みました。
チャップリンは小さなころから、たくさんの苦労をしてきたのだと分かりました。
その苦労の上に、感動したり、面白い映画が成り立っているんだと思います。
驚いたのは、チャップリンは自分の苦労を「つらそうに」書かないということです。
「こんなに大変だった」とか、どんなにつらかったかを強調しないんです。
どんな時も、自分には何が出来るかを考え、実践する。
なんて尊敬できる方だろうと思いました。
こんな人になれるよう、自分も頑張りたいと強く思える一冊です。
下巻もあるのでゆっくり読みます。
40.ドミノ-恩田陸
買ったけれどずっと読めずにいた本です。
登場人物がめちゃくちゃ多くて、それぞれにめちゃくちゃ個性があって、最高でした。
最初に、人物紹介と一言のコーナーがありまして。
そこだけでも面白すぎて何回も読んでしまいました(笑)
途中から、登場人物が誰か分からず混乱してしまい、結末がよく分からず終わってしまいました。
もう一回読みます!!
41.消滅 VANISING POINT(上)-恩田陸
空港の入国審査を通れず、別室に呼ばれた人々。
究極の人工知能、キャスリンに「この中にテロリストがいる」と告げられます。
テロリストを探し出すまで、帰ることは出来ません。
考えただけで嫌ですね・・・・。
テロリストなんて、いつ見つかるかも分からないのに。
ところでこの「キャスリン」、見ただけでは人間と変わりないそうです。
私たちの中に、「人間に見えるけど人工知能」という人?がいたら怖いですよね。
謎は深まり、下巻へ続きます。
42.消滅 VANISING POINT(下)-恩田陸
下巻です。
あっという間に謎が回収された感じです。
下巻の途中から登場人物が分からなくなってきてしまい・・・・。
誰なの?という気持ちで読んでしまいました。
しかし面白かったので大満足です。
44.私語と-尾崎世界観
何回も聴いた曲でも、「言葉」として紙に印刷された歌詞を読むと、深く心に入ってきます。
大切に読み続けたい本だと思いました。
そして「私語と」っていうタイトルが凄く好きです。
歌詞はどこまでも「私語」かもしれないし、それでも「仕事」で書いている面もあるかもしれないから。
上手な考察ではないですが(汗)
考えていると、こんなインタビュー記事を発見しました。
尾崎さんがタイトルについて話されています!!
「なるほど」と思いました。深く納得です。みなさん読んでみてください。
終わりに
いかがだったでしょうか?
4月は読書量が少なかったです。
5月はもう少し、本を読む時間を作ります!!
読んでいただきありがとうございました。