こんにちは、いゆです。
1月後半の、読書の振り返りをしていきます。
前半の記事はこちらから。
11.伊坂幸太郎×斉藤和義 絆のはなし-伊坂幸太郎・斉藤和義
とても面白かったです。
お二人は、小説と音楽でコラボされたんです。
伊坂さんが「アイネクライネナハトムジーク」という小説を書き、
斉藤さんがそれをモチーフに「ベリーベリーストロング~アイネクライネ~」という曲を書いたそうです。
伊坂さんの小説の方は読みましたが、斉藤さんの曲は聞けていないので、聞いてみたいです。
個人的にこの本で一番面白かったところは、最後の「二人に直撃!100問アンケート」
というページ。
伊坂さんも斉藤さんも、答えが面白すぎます。
「こんな風に答えられる人になりたい」と思いました(笑)
読んでみてください。
12.仙台ぐらし-伊坂幸太郎
伊坂幸太郎さんのエッセイ集です。
「心配事が多すぎるⅠ」というエッセイには、物凄く共感しました。
ニュースを見ては心配になり、新聞を見ては心配になり。
僕の人生は永遠に、心配事が尽きないのだろうか?心配だ。
(仙台ぐらし P91より引用)
もはや、「心配事が尽きないのか?」が心配になっていますね。
自分も、すぐに心配になるので、
「同じような方がいて良かった」という気持ちになりました(笑)
13.世界一清潔な空港の清掃人-新津春子
「世界一清潔な空港」ってどこかご存知でしょうか。
世界の航空、空港の格付け調査を行う「スカイトラックス」の2019年の発表によると、
「最も清潔な空港部門」で、羽田空港が1位を獲得したそうです。
世界一清潔な空港は羽田!では成田が“世界一”に輝いたのは…?|最も清潔な空港ランキング - FASHION BOXより
その羽田空港を支えている清掃人、新津春子さんの著書です。
新津さんの「生き方」や仕事に対する姿勢。
人として素晴らしい生き方だと感じました。
「人と比べるのではなく、私は自分と自分を比べます」という言葉が印象的でした。
人と比べるのがなぜいけないかというと、みじめさが残ってしまうんですね。これはいちばんよくないことだと思います。心のなかにみじめさがしのびこむと、心が元気でなくなってしまう気がする。
だったら、自分と自分を比べようと思うんです。そうすれば、今日より明日、明日よりあさってという考えかたで、毎日少しずつ成長していける。
(世界一清潔な空港の清掃人 P54~55より引用)
「人と比べる」って無意識のうちにしてしまうことだと思います。
やっぱり、比べるとみじめになりますよね。
でも、「自分と自分を比べる」ことは、出来ている人は少ない気がします。
これが大事だなぁと感じました。
また新津さんは、写真を撮ることで、「思い出を忘れる」そうです。
写真に収め、頭の中には入れないようにして、「今」を進みたいそう。
それより、今です。今、前に進みたい。今楽しいこと、今嫌なことに全力で向き合いたい。
(P47より引用)
「今嫌なことに全力で向き合いたい」という言葉は、これから自分の中で何度も思い出しそうな言葉です。
14.サイレント 黙認-神津凛子
神津凛子さんのホラー小説です。
以前、神津さんの別の著書「スイート・マイホーム」も読みました。
神津さんの小説は、ホラー小説といっても「お化けが出てきて怖い」というよりは、
「人間の心理」を巧みに描かれていて、「人間の心理がホラー小説になる」みたいだな、と思いました。
上手く言葉にできずすみません。
「サイレント 黙認」も、すごく怖かったです。
ホラーが好きな方にはオススメです。
終わりに
いかがだったでしょうか?
1月後半は、テスト勉強や検定に向けての勉強で、本を読むことが難しい時期でした。
冊数は少ないながらも、しっかりと感想を書いてまとめられました。
読んでいただきありがとうございました(●'◡'●)
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