【衆議院選挙】衆議院と参議院の違い、分かりますか??~解説Vo.1
こんにちは、いゆです。
衆議院議員選挙が10月31日にありますね。
各候補が選挙活動を進めています。
そこで今日は、
についてまとめていきます。
「何が違うの?」という方も多いと思います。
疑問が多いので、2回に分けてまとめます。
今日は1回目です!!
疑問1「そもそもなぜ2つ議会があるのか?」
日本の国会は、2つの議会からなる「二院制」がとられています。
なぜ2つあるのかというと、
「いろいろな視点から政治に国民の意見を取り入れ、慎重に議論するため」
です。
議会が1つの「一院制」がとられている国もありますが、
・慎重に議論していくことが二院制に比べて劣る
・国民の意見などをしっかり反映するのが難しい
というデメリットがあります。
しかし二院制にもデメリットはあり、
・2つの議会が対立し、議論の結論を出すまでに時間がかかる
などがあります。
法律や予算を決めるのに、二院でダブルチェックをし、慎重に議論を進めていくために「二院制」が取り入れられているわけですね。
疑問2「衆議院と参議院の違いは何?」
先ほどの項にあるように、日本は二院制がとられています。
いろいろな視点から慎重に話し合っていく必要があるため、議員の選び方もそれぞれ違うんです。
まず、この2つの議会は任期が違います。
衆議院・・・4年(解散あり)定数465人
参議院・・・6年(解散なし)定数242人
衆議院はたとえ任期中だったとしても、解散となれば議員ではなくなります。
総選挙を行うわけです。
しかし参議院には、解散はありません。
3年ごとに、議員の半数を選挙で選び直します。
そして2つ目に違う点は、選挙の仕組みです。
これは長くなるので、次の項でお伝えします。
他にも、選挙に出られる年齢などの違いがあります。
衆議院・・・満25歳以上
参議院・・・満30歳以上
参議院は解散がなく、任期も長いですよね。
衆議院の行き過ぎを抑えるために、参議院議員には良識ある人物がふさわしいんです。
だから、満30歳以上しか立候補できないんです。
疑問3「衆議院と参議院の選挙の違いは?」
衆議院も参議院も、選挙で議員を選ぶということに変わりはありません。
しかし、仕組みはそれぞれ異なるんです。
その前に、小選挙区制・比例代表制について説明をしていきます。
小選挙区制・・・1つの選挙区で1人だけが当選する。
候補者の名前を書いて投票します。
政党や政治団体の名前を書いて投票します。
☆衆議院
衆議院選挙では、「小選挙区比例代表並立制」をとっています。
衆議院の定数は465人ですが、小選挙区から289人、比例代表から176人が選出されます。
☆参議院
参議院選挙では、「選挙区」と「全国比例」の2つで投票が行われます。
選挙区からは74人の議員が選出されます。
となっています。
都道府県ごとに定数(議員数)は異なります。
そして全国比例からは50人が選出されます。
これは全国単位で行われます。
個人名や政党名を書き、投票します。
終わりに
いかがだったでしょうか??
自分が勉強不足ということもあり、細かい部分は省き、できるだけ分かりやすくまとめました。
これをきっかけに知っていただけると嬉しいです◎
もし間違っているところがありましたら、コメント等で教えてください。
続きは、選挙の日までには投稿します・・・。(笑)
いつになるかは分かりませんが、衆議院と参議院の仕事についてまとめていきたいと思っています。
読んでいただきありがとうございました(●'◡'●)
参考にさせていただいたサイト
疑問氷解:衆議院と参議院について教えてください。 | 毎日新聞